猫背姿勢はさまざまな不調を招きます
背中が丸くなる猫背姿勢がくせになってしまっていませんか?
猫背は肩こりや腰痛、頭痛などさまざまな不調を招く原因です。
いつの間にか猫背になってしまっているため、猫背の原因がわからないという方も多いかもしれません。
猫背姿勢になってしまう原因は、日常の習慣の中にあります。
猫背は成人だけではなく、子どもにも多くなっています。
猫背は放っておくと改善までに時間が必要になってしまうため、早期から対処・予防することが大切です。
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目次
このようなお悩みはありませんか?
猫背にお悩みの方は、次のような不調症状が現れることが多いです。
- 慢性的な肩こりがある
- 座っていると腰が痛む
- 子どもが肩の痛みを訴えている
- うつむいた姿勢になっていることが多い
- 頭痛が起こりやすい
- 子どもの集中力が低下している
成人と子どもの猫背姿勢について
猫背になってしまう原因
猫背になる時間が長くなるほど筋肉は猫背の状態を記憶し、猫背姿勢が楽になってしまいます。
猫背になる原因は、成人と子どもで異なります。
それぞれの原因についてみていきましょう。
●成人の場合
・デスクワーク
デスクワークをしていると、パソコン画面や書類など手元をみるためにうつむき姿勢になってしまうことが多いです。
そうすると、徐々に背中が丸くなり、猫背姿勢になってしまいます。
・スマホの長時間使用
スマホを使用する際にはスマホを持つ手が下がるため、うつむき姿勢になってしまう方が多いです。
長時間使用するほど頭が下がって背中が丸くなり、猫背になってしまいます。
・労働環境
長時間運転をする方、立ちっぱなしの仕事の方、中腰での作業の多い方も猫背になりやすいです。
同一姿勢が長時間つづくため、姿勢が崩れてしまい、猫背の状態が楽になってしまいます。
●子どもの場合
・スマホやゲームの長時間使用
子どもがスマホやゲームをしていると、集中して前のめりの姿勢になってしまいます。
長時間になるほど背中が丸くなり、猫背になってしまいます。
・ランドセル
ランドセルを正しく背負えていないと、猫背になってしまいます。
ランドセルと背中に隙間があると、ランドセルの重さで後ろに引っ張られるため、身体の重心バランスを維持しようとして前傾姿勢になってしまいます。
そうすると、背中が丸くなり、猫背になりやすいです。
・食事中、授業中の姿勢
食事や授業中に姿勢が崩れてしまう子どもは非常に多いです。
食事や授業中に猫背になってしまい、その姿勢が楽だと考えるようになることで日常生活の中でも猫背姿勢がつづいてしまうようになります。
猫背が引き起こす不調症状
猫背姿勢は身体のバランスを崩し、さまざまな不調を引き起こす原因になります。
成人と子どもで共通する症状もありますが、異なる症状も現れる可能性があります。
それぞれの場合の不調症状は次のとおりです。
●成人の場合
・肩こり・頭痛
猫背では重い頭を肩の筋肉で支えることになります。
そうすると、肩の筋肉が緊張して硬くなり、肩こりが生じるようになります。
肩こりが生じれば血流が悪くなることで、頭へ送られる血液が減少し、緊張型頭痛も発症しやすくなります。
・腰痛
猫背になると身体の重心バランスが崩れるため、身体の土台である腰には大きな負担がかかるようになります。
負担が蓄積されれば腰まわりの筋肉が緊張して硬くなり、腰痛が生じるようになります。
・しびれ
猫背によって肩こりや腰痛が生じれば、肩や腰の近くを通る神経が硬くなった筋肉に圧迫されてしまうことがあります。
神経が圧迫されれば、その神経につながる部分にしびれが生じます。
肩こりの場合は腕や手、腰痛の場合は腰やお尻、足にしびれが生じることが多いです。
●子どもの場合
・肩こり・腰痛
猫背では肩や腰に過剰な負担がかかるため、肩こりや腰痛が起こりやすくなります。
子どもは自分の不調を訴えることは得意ではないため、肩や腰をかばうような動作をしていないか注意して観察しましょう。
・集中力の低下
猫背では背中が丸くなって肺が圧迫されてしまいます。
そうすると脳へ送られる酸素が少なくなり、集中力が低下してしまうことがあります。
・内臓機能の低下
猫背によって身体のバランスが崩れると、骨盤にゆがみが生じます。
骨盤内部には内臓が存在するため、骨盤のゆがみは内臓機能の低下を招きます。
内臓機能が低下すれば、消化不良や胃もたれ、便秘などの不調が生じます。
猫背の対処法
猫背は早期から対処すれば、正しい姿勢を保持しやすくなります。
整骨院で施術を受けるだけではなく、日常生活の中でも次のような対処を行いましょう。
●成人の場合
・運動をする
姿勢は骨と筋肉で支えられているため、姿勢を正すには筋力が必要です。
運動をすれば、筋力が高まります。
筋力を高めるには、ウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。
・前胸部のストレッチ
猫背では前胸部が狭まった状態で硬くなってしまいます。
前胸部を開いて正しい姿勢を維持するためにも、前胸部をストレッチして柔軟性を高めましょう。
<前胸部のストレッチ法>
足を肩幅に開き、両手を後ろで組みます。
背筋は伸ばしたまま胸を開くことを意識し、両手を上に上げます。
気持ちいいと感じるところで20秒ほど止め、ゆっくり腕を下ろします。
●子どもの場合
・同一姿勢になる時間を管理する
同一姿勢をつづける時間が長くなるほど姿勢が崩れ、猫背になりやすくなります。
宿題やスマホ、ゲームをしているときなど長時間同じ姿勢がつづきやすいときには、合間に休憩を挟み、ストレッチをするように促してください。
・運動をする
近年、スマホやゲームの普及で運動不足になっている子どもは増えています。
運動不足は姿勢を支えるための筋力が低下し、猫背になる原因になってしまいます。
日頃から運動するように促しましょう。
部活動などの運動をしていない場合には、一緒にウォーキングに出掛けるなど工夫してみてください。
猫背の予防法
日頃を姿勢を意識していないと、猫背が改善されても再び姿勢が悪くなってしまいます。
猫背が再発しないようにするためにも、予防をしっかり行うようにしましょう。
●成人の場合
・運動をする
正しい姿勢を保つためには、筋力が必要です。
日頃から運動する習慣を身につけ、筋力が低下しないようにすることが猫背予防につながります。
筋力をつけるためには有酸素運動がおすすめです。
有酸素運動にはさまざまなものがありますが、ウォーキングなど継続しやすい運動がよいでしょう。
・ストレッチをする
猫背の状態で筋肉が硬くなれば、猫背が楽になってしまいます。
日頃からストレッチを行い、筋肉の柔軟性を維持しましょう。
ストレッチは全身行うべきですが、とくに下半身のストレッチが大切です。
<下半身のストレッチ法>
一方の足のかかとをお尻の下に入れ込みます。
ゆっくりと上半身を倒していき、太ももの前側が張るようにストレッチをします。
1分間同じ姿勢をつづけ、反対側も同様に行いましょう。
●子どもの場合
・運動をする
子どもの場合、全身をバランスのよく変える運動を行うとよいでしょう。
ウォーキングやジョギングはがおすすめです。
・ストレッチをする
姿勢が悪い状態で筋肉が固まれば、猫背がくせになってしまいます。
猫背がくせにならないように、日頃からストレッチをして筋肉の柔軟性を維持することが大切です。
ストレッチ方法に関しては、掲載しているストレッチ方法を参考にしてください。
アクア越谷整骨院
「猫背」アプローチ方法
アクア越谷整骨院では、猫背は全身の筋肉のアンバランスが大きな原因だと考えます。
猫背は、頭を前方に突き出し、背中を丸めた状態で全身の筋肉を緊張させて姿勢を保持しています。
生活環境に関係する部分が多いのですが、アンバランスとなった筋肉の動きが癖になっているので、使い方を改善する必要があります。
まず始めに、姿勢を分析して、普段の立ち方、座り方などを検査します。
猫背は背骨本来のカーブを失っていますので、背骨まわりの筋肉、特に背中の真ん中辺りや首の後ろが緊張しやすくなります。
重心が前方に移動しているので、お尻の周りや太ももが固くなっている方もいます。
現状が把握できたら、手技療法や物理療法、矯正などの施術を行い、症状を見ながら改善していきます。
筋肉のバランスが整ってくると、関節の可動域が拡大して動きに余裕が出てきますので、背骨のカーブが正常の位置に近づいていきます。
また、姿勢の保持には筋力も必要になってきますので、運動の仕方なども指導させていただきます。
著者 Writer
- チュウバチ カズユキ
中鉢和之 - 出身:千葉県船橋市
生年月日:昭和54年4月2日
経験年数:24年
趣味:仕事、サッカー、バイク、お酒を少々
得意な施術:姿勢分析・矯正、スポーツ外傷
【ご来院される方へ一言】
皆様がご来院しやすい環境作りを目指しております。
ご来院された方が全員笑顔で帰っていただくことが私の目標です。
【施術家としての思い】
ご来院された方を健康に導くことが私の使命だと思っております。
一日でも早く痛み・苦痛を改善できるよう、日々取り組んでまいります。
【施術へのこだわり】
痛みの改善から予防まで、最後までしっかり寄り添ってサポートしていきたいと考えております。
どんな症状でも最後まであきらめないで向き合い、改善へ向けて全力でサポートし続けます。
当院のご紹介
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アクア越谷整骨院
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